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このブログでは、関西・近畿とその隣接域を主体に、主に車中泊キャンプの様子や野外活動にまつわること、趣味の蕎麦食べ歩きや愛車・クルマのことについて綴っていきます。

【蕎麦探訪記 No.063】そば切り川名

そば切り川名

 

そば切り川名

 

訪問日:令和1年7月7日

天 候:曇

気 温:27℃

湿 度:60%

電 話:0742-35-6817

所在地:奈良県奈良市芝辻町4-1-4

https://goo.gl/maps/PkDkA75FtP2L3f32

 

店内の様子

店内①

店内②

 

開店時間ちょうどに訪問。他客無し。

約15分後に一組の老夫婦が来店。本日は静かな環境下で蕎麦を頂けそうです。

今回は、ざるそば大盛りと鴨汁そばを頂きました。

 

 

●ざるそば(大盛り)

ざるそば(大盛り) 常陸秋蕎麦十割

《蕎麦切り》
本日は常陸秋蕎麦を使用とのこと。なおこの店の蕎麦は全て生粉打ちです。

断面はややレクタングルにカットされ、灰白色の蕎麦切りには星が飛んでいます。細くもなく太くもなく、その中間にあるような太さ加減でした。水切りは僅かですが水分が残り、提供時にはフロアの照明で蕎麦切りがキラキラ光を反射していました。

口に入れると、蕎麦切りに纏っている水分のせいか口当たりはツルツルしています。噛むと、弾力・コシ共にやや弱めでしたがモチモチ感はふんだんに感じ取ることが出来ました。

蕎麦の香りは、この蕎麦が育った土壌の雰囲気を醸し出すような緑と土の自然の香りが楽しめます。そんな香りが鼻腔を抜けていきます。

 

《蕎麦つゆ》
関東風を感じさせる辛口の塩梅の蕎麦つゆです。味醂などの甘さはあまり感じません。すっきりとして引き締まった印象でした。

出汁の鰹風味・香りは強すぎず、蕎麦切りの香りを邪魔しません。かえしの醤油感はやや強く感じますが、もう少し強めに感じさせても良いかもしれません。

 

《薬味》
白葱と山葵の2種が提供されます。

白葱は単体なら香りが強く非常に楽しめるものと思いますが、蕎麦切りの風味を負かせてしまうため、共に食すには合わせる葱の量の調整が必要です。かたや山葵についてはしっかりと香りを維持させながら、蕎麦切りの香りを邪魔することはありませんでした。蕎麦食には非常に優れた山葵であると感じました。

 

《蕎麦湯》
蕎麦切り屑を溶かし込んだタイプの蕎麦湯。それでも開店直後の蕎麦湯のため、際立ってドロっとしていた訳ではありません。また蕎麦つゆに合わせる直前には、蕎麦湯を適度にかき混ぜないと蕎麦が沈殿してしまうためにひと工夫ひと手間必要です。

麦風味は仄かに感じ、濃厚かつ清涼な醤油風味の蕎麦つゆとのマッチングは素晴らしいと思います。

 

 

●鴨汁そば

蕎麦切りの印象は前述の通り。鴨汁には5片の鴨肉と焼長葱が浮かんでいました。鴨汁には件の蕎麦つゆが使われているので、口当たりは引き締まった印象があります。しかし鴨汁のため、この引き締まった感覚に上乗せするかのように鴨肉の油分と焼葱の香ばしい風味と甘みが加わって、全体的に非常に官能的な味わいとなっていました。この鴨汁に蕎麦切りを潜らせて…

大変印象深い鴨汁そばを楽しむことが出来ました。

 

 

この店には駐車場が3台分用意されていますが、1台1台別々の場所に駐車スペースが用意されています。初めに知っておかないと車で訪問した際は駐車スペースで少々悩むことになりますのでご注意ください。

駐車場(3台)の案内図

駐車場(3台)の案内図

 

「P」の駐車位置

「P」の駐車位置

「P」の位置は店舗真南側、というか真横にあります。1台駐車可能です。

 

「P.5」の駐車位置

「P.5」の駐車位置

「P.5」は店舗真西側の月極駐車場の5番です。「川名」の案内板が貼られています。

 

「P.23」の駐車位置

「P.23」の駐車位置

「P.23」は店舗真北側の月極駐車場23番の位置になります。黒い日産セレナ(私の愛車です(^^ゞ)が停っている位置が23番です。

 

この3台分のみが店舗の駐車場ですが、これらの場所に駐車できなければ、近隣のコインパーキング等を探すことになります。

駐車場のキャパシティが少ないので、この店へマイカーで行く場合は早めに行くことを推奨します。

 

「そば切り川名」主観的評価

★★★★★★★☆☆☆(何度でも行きたくなる素晴らしい蕎麦店

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