いか様は、蕎麦が大好きです。
この世に生まれいでてこの方、明確に記憶のある蕎麦食のスタートは今からおよそ３５年前に遡ります。あの頃は高校生だったか…
高校生時代、校外学習で兵庫県豊岡市にある蕎麦処、出石町で「出石皿蕎麦」を食べて蕎麦食に目覚めたと言えるかも知れません。
ちなみに出石町ってのはこの界隈です↓
当時はバカ舌の学生だったので正直なところ「蕎麦よりラーメン食いてぇＹｏ！」とか思ってましたが、何故か不思議と出石皿蕎麦が深く印象に刻まれました。恐らく直径10数cmの小さな小皿に２口程度で食べれる量が盛られた蕎麦切りを、葱、とろろ、生卵などの薬味を絡ませながら次から次へと食べていくスタイルが印象に残ったものと思われます。
そしてあれから（高校生の時分から）様々なものを食べて、食べて、食べて、食べ重ねてきました。和洋中、欧米系、エスニック系、その他諸々… まあまあいい歳になった現在では、自分自身でも料理も作って素材や調味料の吟味の結果が大きく味を変えることや、飲食店では同じ一つの料理でも店によって味わい・個性が変わり、「その差」が何なのか大体わかるようになってきました。無論、素材・食材自体が持つベースの味、調味料それぞれの味や個性、ハーブ・スパイスが演出する料理の個性強化、地域や季節などの違いから感じる味の変化など、「料理」全般に対する見方、感じ方、味わい方など、人生経験を重ねて「違いがわかる」ようになりました。
そんな中で、この数年来で急激に好奇心を掻き立てるようになったのが「蕎麦」。過去を思い出して、というわけではないのですが、個人的事情ですが平成２７年に愛車を乗り換え、
乗り換えたら乗り換えたでクルマに乗って色んなところにドライブに行きたくなって、でも一定の目的がないとドライブのモチベーションも続かないよね…とか考えてるうちに、思いついたかのように、ドライブを楽しむために関西各地にある蕎麦店に行くようになりました。
うどんやラーメンなどとは違い、関西圏・西日本圏では関東・東京などと比べ蕎麦文化はまだまだマイナーな部類にあると思います。少なくとも関西圏ではレアリティ感が比較的高い「蕎麦」。このあたりにも目線を向け、興味関心が湧いてきたところで拙の蕎麦探訪のスタートなりました。平成２７年秋、の話でした。
…それが今では逆で、「蕎麦を食べるためにドライブに行く」となっていますｗ
えー、さてさて。
今後はこのブログで蕎麦店に訪問した際の蕎麦食レビューなどをしていきたいと考えていますが、この記事では拙の蕎麦探訪デビューの経緯などを書かせて頂きました。蕎麦店訪問レビューを開始する前に、あと２点、大きな記事をあげていく予定です。
次号では本日以前に既に訪問している蕎麦店のリスト（実はもう６０店以上の蕎麦店を訪問しています）、次々号では蕎麦食にあたってのレビューポリシーや考え方などの事前説明を行った上で、あらたに蕎麦店レビュー「蕎麦探訪記」をはじめていきたいと思います。
ので、つまらないスタートですがしばしお付き合いください。どぞ、宜しくおねがいします。m(_ _)m
