ikasamaTV いか様

ikasamaTVのブログ

このブログでは、関西・近畿とその隣接域を主体に、主に車中泊キャンプの様子や野外活動にまつわること、趣味の蕎麦食べ歩きや愛車・クルマのことについて綴っていきます。

【蕎麦探訪記 No.112】出雲そば かわばた

出雲そば かわばた
奈良県奈良市三碓2-7-16

訪問日:令和5年11月11日(土) 11:25
天 候:晴れ時々曇り
気 温:15℃
湿 度:54%
URL:https://www.kawabata-soba.jp/
電 話:0742-41-3019
所在地:奈良県奈良市三碓2-7-16

https://maps.app.goo.gl/Sjxrnak5C4mEH9oP9

 

奈良県にある出雲蕎麦のお店です。

そういや前に、奈良県にある(山口県の)瓦そばのお店にも行ったなあ… とか考えたり。物思いに耽る秋の一日www

そんなことは置いといて、奈良県奈良市三碓(みつがらす)にある出雲蕎麦の店「出雲そば かわばた」さんにやって参りました。このお店も前から行こう行こうと思っていながらなかなか行かなかったお店でもあります。行かなかった理由は特にないんですけどあえて言えば、いつも言ってるようなドライブ絡めた蕎麦探訪がなかなか成立しにくいかな…と思って(^^ゞ 

去年の夏には本場の出雲そばを食べてきたんですが、その時は割子の食べ方を予習せずに行って食べちゃったのでそのリベンジと、想像の3倍満足したのに少量しか食べなかった釜揚げそばをしっかりと食べたいリベンジのため、無条件でここに行く!って決めてやって来た次第です。かわばたさん、結構な人気店のようで土日祝日は混雑するのか予約優先となるようです。予約なしでも大丈夫なのは大丈夫ですが、お店前で多少待つことになるみたいですね。待つのイヤなんで今回は当日朝9:30頃に電話予約して行きました。

おーっと、入口に「新そば入荷しました」の張り紙が。幌加内の新蕎麦だとイラスト地図まで表記してあります。うおーこれはテンション上がるぅ⤴⤴⤴😊と、入口前で興奮してても仕方ないのでさっさと中に入りましょう。

6人掛けテーブル席×2、カウンター6席の計18席分あります。そうそう、今回店内の写真があまり撮れなかったんですけどたまたまお店のインドアビューがあったのでそれ見てみてください。↓こっちの方がよくわかると思います。


インドアビューを開く

ではメニューみて注文しましょう。
かわばたさんは、北海道幌加内町産の蕎麦をご使用だそうで、店内で蕎麦を挽いて粉にしていらっしゃるそうです。

スマホのAI加工で反射光消したら割子そばの価格が消えちゃいました💦一人前1,050円、1枚350円です。

単品メニューはいか様の嗜好ピタリ賞。割子、釜揚げの他にざるもあるし鴨汁もある。これはちょっと悩むなあ…

ちなみにセットメニューもあります。

ベースの単品メニューに天ぷらや丼ものがついているものが多いですね。今日はお腹空かせてここに来たのでたまには丼と食べてもいいかなー?とか思いつつ、最終的には思い返してやっぱり蕎麦だけ食べるようにして…

結局本日はざると釜揚げそばを注文しました。ってあれ( ̄_ ̄)? ちなみに同行の蕎麦ラー母ちゃんは、珍しく鴨汁そばをご注文です。

…さー、じっくり蕎麦の降臨待ちましょう(^^ゞ

 

  十割そば(ざる)

十割そば(ざる)

------ 蕎麦切り ------------------

大盛り対応はなく、多く食べたい場合は2人分以降の注文になるようです。

蕎麦は北海道幌加内町産の新そばを玄挽き挽きぐるみ生粉打ち。見た目は濃いめの灰色と茶色の間のような色合いで、星飛びは豊富にあります。やや細切りに見えました。水切りも程よく適切に成されています。

口にすると玄挽きの荒々しさを感じ取れます。口に入れて噛み始めると途端に香ばしい蕎麦の香りが痛快に立ち込めます。

食感は、コシはやや弱めですがモチモチ感が非常に豊富です。そのまま食べ進めてゴクッと飲み込む感覚がたまりません。なかなか素晴らしい蕎麦切りでした。

------ 蕎麦つゆ ------------------

内側の黒い蕎麦猪口に蕎麦つゆは殆ど写り込みませんが、きちんと蕎麦つゆが入ってますw

蕎麦つゆは濃厚で甘め。未確認ですがかえしの醤油はもしかして松江の甘露醤油ご使用でしょうか?以前松江で食した割子蕎麦の蕎麦つゆと同じ感覚を覚えました。またかえしには大豆感が残り素材を感じさせる素晴らしいものでした。

出汁は鰹風味がしっかり効いています。出汁とかえし、それぞれがそれぞれの個性を放ち二重奏を奏でているようでした。

------ 薬味 ----------------------

青葱、山葵、刻み海苔の3種。

青葱はシャキシャキ食感で香りも良し。香りはやや控えめな印象でした。山葵は粉山葵風に思えました。ただ、つぶつぶ感が豊富にありました。そして辛い。なお個人的嗜好で、今回は刻み海苔と山葵は一口分だけ使用しました。

------ 蕎麦湯 --------------------

白濁としたストレート型蕎麦湯ですが、ストレートの中でも指折りのトロトロさ加減です。またふんわり優しい蕎麦の香りが豊富に残っています。

玄挽きがベースの蕎麦湯だからでしょうか、これほど香りとトロミが豊富なストレート型蕎麦湯はなかなかお目にかかれません。そして不思議と体に馴染む温かさと雰囲気があります。お茶代わりに日常からこの蕎麦湯だけを飲みたいぐらい😊

 

  釜揚げそば

釜揚げそば

------ 蕎麦切り ------------------

むっ、無理やり拡大画像ですいませんっ💦いつも温蕎麦のパーツ写真撮り忘れちゃう…

同じ幌加内の玄挽き蕎麦ですがこちらは温蕎麦になるため一九となっています。あっつい蕎麦湯に浸されているので蕎麦切りの角がより丸みを帯びたようになっています。生粉打ちと見た目や風味の差は殆どありませんが、食感は生粉打ちと比較して若干コシがしっかりしています。二八でも十分ですが、一九にするところが憎い心意気ですね、ポリシーを感じさせます。

------ つゆ ----------------------

釜揚げなので温蕎麦スタイルですが、丼鉢にはつゆではなく蕎麦湯が注がれています。出雲蕎麦の釜揚げはこの状態から別添の蕎麦つゆを上から注ぎ入れ、好みの塩梅に仕立て上げていきます。味のカスタマイズができるのがこの釜揚げの魅力の一つです。

とろみ感豊富な蕎麦湯がベースなので、このまま蕎麦切りを啜るとヌメッと感がありますが、これもまた出雲の釜揚げならでは。後述の薬味の効果もあって、つゆは一滴残さず平らげました。

------ 薬味 ----------------------

大根おろしかいわれ大根、柚子の皮、うずら卵、青葱、刻み海苔、別添で山葵がありました。薬味というか具沢山ですね。

色々な薬味を一つづつ楽しみながら、なるべく薬味ごとの味がわかるように食べていきました。こうすると味がごちゃまぜにならないので薬味の素材感がしっかりと感じ取ることができます。

とにかく薬味・具材が豊富だったので、最後まで楽しく満足して食べることができました。

 

奈良にある出雲蕎麦、だったので当初少し懐疑的な思いで店を訪れましたがそんな野暮ったい感情は吹っ飛びました。松江で食した出雲蕎麦そのままの味わいでした。こんないい店だったらもっと早く行っておくべきだったと後悔しています。混雑する店なので気軽に行くには若干気が引けますが、それでもまた訪問させて頂きたいと思います。またよろしくお願いします!m(_ _)m


はーいではいつもの駐車事情のお話です。

かわばたさんでは、店舗真北側に普通車3台分の駐車スペースが確保されています。


ストリートビューで見る

令和5年11月11日現在googleマップストリートビューで見ると駐車スペースは4台分ありますが、現在は間違いなく3台分のみです。衛星画像が撮影された時期は不明ですが、ストリートビューは平成29年3月のものでした。なお駐車場北側に面して民家があるため前向き駐車必須です。ちなみに車で行くことを前提に事前予約してお店に訪問するようにすれば、駐車スペースも確保して頂けるようになります。

富雄川沿いの道(奈良県道7号枚方大和郡山線)から駐車場へのアクセスは店舗と駐車場の間の細い路地へ進入してアクセスしますが、その際歩道を横切ることになるので歩行者・自転車に十分注意して進入してください。また歩道を渡ると直後に下り急斜面道になり、車高の低い車、最低地上高の低い車、前方オーバーハングの長い車はスポイラー等を路面に擦ってしまうので十分速度を落としてリアルな徐行、というより徐行速度より遅い速度(平均的な歩行速度以下)で進むことが最適です。ミニバンのC26セレナハイウェイスターですらリップスポイラーを路面にガリガリとやっちゃいますが、ゆーっくり進入・退出すればガリガリ擦る心配はありません。

 

…ここまで来て、冒頭でお伝えしていた当初の一つの目的だった「割子そばを正しい方法で食す」、ということをすっ飛ばしていたことに気づきました🤣🤣🤣www 割子食べずに普通にざるで食べてたし💦大満足だったからいいっちゃいいけど…

 

というわけで、かわばたさんへは再度訪問確定です。今度は確実に割子食べますからw

 

 

出雲そば かわばた」主観的評価
★★★★★★★☆☆☆
(何度でも行きたくなる素晴らしい蕎麦店)

 


https://youtu.be/zy5tRmUghkA?si=MGd1Jdvqw6sOhccV

 

//