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このブログでは、関西・近畿とその隣接域を主体に、主に車中泊キャンプの様子や野外活動にまつわること、趣味の蕎麦食べ歩きや愛車・クルマのことについて綴っていきます。

【蕎麦探訪記 No.020】荒神の里・笠そば

荒神の里・笠そば

訪問日:令和5年1月7日(土) 10:55
天 候:曇り
気 温:9℃
湿 度:53%
URL:https://www.kasasoba.com/
電 話:0744-48-8410
所在地:〒633-0133 奈良県桜井市笠4408

https://goo.gl/maps/phybTnHZwZKviMX56

 

令和5年初回の蕎麦探訪です。今回は新規開拓店ではなく過去に訪問した店の再訪(2回目)となります。いか様蕎麦探訪記No.20に記録されるお店、「荒神の里・笠そば」さんに赴きました。前回訪問は、平成29年4月のことでした。

あ、事務連絡ですが今回の蕎麦探訪以降の動画から、解説音声入れていきますのでよろしくお願いします。美女の声入れてますので(^^ゞ

荒神の里・笠そば」さんは「笠そば処」とも呼ばれているようですがお店のウェブサイトを確認すると運営会社名が「有限会社荒神の里・笠そば」となっていて、トップページのご挨拶の欄にて『この度は当店「荒神の里・笠そば」のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。』と記述がありましたので、お店の正式名称は荒神の里・笠そばでいいと思います。ちなみにお店自体は平成6年(1994年)にできたようですが、当時は「笠そば処 荒神の里」という名称だったようです。

笠地区の蕎麦の歴史はそんなに古くなく、平成4年(1992年)に高齢化・過疎化などの地域の問題が進む笠地域の発展のため、蕎麦の栽培を開始されました。そして平成6年に開店。なんと地域の70軒もの方々で出資して営利法人化して、店ができたそうです。
(参考)

www.pref.nara.jp

さて、笠そばさん。笠そばさんは奈良県桜井市笠にあるかまどの神様・笠荒神さんの目の前に店があります。前述の通り笠地区で蕎麦を栽培され収穫したものを、このお店で出す、という地産地消のスタイルとなっています。加えて今回は新蕎麦の時期にもあたりますので、地産地消+新蕎麦、というテンションダブルアップな蕎麦が頂けそうです。

店の周辺は駐車場だらけでいくらでもクルマが停めれそうです。というわけで10:55に店に到着し、早速店の中へ。

入り口を通るとこんな廊下になってます。写真真中右寄りの叔父様のところの扉の向こう側に注文口があって、そこ注文するスタイルです。席に着座して注文するスタイルではないのでご注意を。

そして更に進んでいくと、

こうなります。席数がすごい!www

ちゃんと数えてないのでアレですけど、4人掛けテーブル席✕9、2人掛けテーブル席✕6、4人座敷✕4ぐらいでしょうか。合わせて64人分の席がありそうです。しかも店の外東側にテラス席(多分8人ぐらいはイケたかな…)もあるので、全部で70人以上対応できるようです。ものすごい数だこと…😯

先程駐車場だらけ、と申しましたが駐車スペースの数もすごいんです。元々笠荒神観光もあるし飲食店もあるわ、で、駐車場はこんな感じになっています。

googleマップ衛星写真で見ると、こんな↓感じです。


何台停めれるか数えてみてくださいwww

というわけでクルマがどれだけ多くても、訪問者がどれだけ沢山いても全部対応可能な空気漂う笠そばさんですが、このボリューム感に比例して来訪者の数も結構多いです。このお店に行くときは、この全体のボリューム感を前もって知っておくと良いかと思います。

ではでは、余談はここまでにして早速注文していきましょう。

先程お伝えした注文口にて、前回とおなじくざるそば大盛りと、このメニューにはない作り置きのかき揚げを一つ注文しました。ちなみに言い忘れてましたが今回も蕎麦探訪者の我が母ちゃん同行してまして、寒がりの母ちゃんはにしんそばを注文してました。

さて、では…

 

  ざるそば(大盛り)

ざるそば大盛り

------ 蕎麦切り ------------------

何度もお伝えしている通り、この蕎麦は店の地元で栽培収穫された蕎麦で、生粉打ちで頂けます。今回は新蕎麦です。かなりの量になると思われますが、これを石臼挽きにして、井戸水を使って、しかも手打ちで蕎麦が打たれています。先程のボリューム感の総量を考えると、とてつもない手間暇がかかっていることがわかります。

見た目は蕎麦切色で星飛びがあります。水切りが若干甘く店内照明をよく反射していました。口当たり・リップタッチはツルツルしています。咀嚼をはじめると腰の強さを感じます。同時に、新鮮な地元蕎麦を感じさせるかの如く心地よい蕎麦の香りが立ちます。もぐもぐ噛んで香りを立たせ、しっかり飲み込んで食べる良き蕎麦です。蕎麦は本当に優秀です。率直にそう感じました(^^)

------ 蕎麦つゆ ------------------

やはり甘過ぎた…
というのは前回来て食べた時に、蕎麦つゆが異様に甘かったことが印象に残っていて、数々の店の蕎麦を食べてきた我が身としては、このお店の蕎麦つゆの甘さは許容範囲を超えてしまっていてですね(^^ゞ

ですので、甘口が好きか辛口が好きか、でこの判断は人それぞれの判断に委ねましょう。私は甘過ぎる蕎麦つゆは、蕎麦にはマッチしないと考えます。ただ、かえしは濃厚でパンチ力があり且つ出汁とよく合わされ寝かされていると感じます。出汁とかえしに一体感はありました。

------ 薬味 ----------------------

青葱と山葵の2種です。
青葱は収穫したてを彷彿させる新鮮で葱ならではの香りが強いものでした。いいですねこれ。ただ、山葵はうーん…やはり粉山葵ですね。実はこの山葵も前回来た時に気になっていた点だったんですが、やはり今もそのようです。ツーンとくる山葵の辛さがとても目立っていました。

蕎麦切りが優秀なため、薬味は不要かも知れませんね。

------ 蕎麦湯 --------------------

ストレート型の蕎麦湯です。しかし蕎麦の力が強いためストレート型でも蕎麦湯は結構なとろみ感がありました。また香りもしっかり残り、甘みも感じました。蕎麦の素性がいいので蕎麦湯も好印象です。

ただ、ざるそばを提供されたと同時に蕎麦湯も提供されるスタイルなので、実際に蕎麦湯を飲む時やはり冷めてしまい… できれば蕎麦食後にオーダーして蕎麦湯を持ってきてもらいたい気はします。次回訪問時は、「蕎麦湯はあとで声かけます~」って言うことにしよう!(^^)

 

今回は新蕎麦だったため蕎麦の優秀さが特に目立ちました。蕎麦つゆと薬味に少し疑問は残しつつ、そのマイナス面を蕎麦が覆うので最終的には満足感で店を後にすることはできました。いやほんと、蕎麦切りは屈指の優秀さがあります。余談ですがお店の一角に物販ブースがあって、そこで乾麺にはなるんですが笠そばの購入が可能です。今回は購入しませんでしたが、次回、買って帰ってもいいかな~。ってか絶対買うべきかと(^^)

で、もし蕎麦つゆと薬味も改良されたら…と考えたらワクワクします。いつか叶うことを祈ります。

 

さて今回の蕎麦探訪はここまで。また次回、お会いしましょう~!\(^o^)/~~~

 

荒神の里・笠そば」主観的評価
★★★★★★☆☆☆☆
(本格的蕎麦店として標準レベル以上)

 


www.youtube.com

 

 

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