訪問日：令和３年７月８日(木) 11:00
天 候：雨
気 温：２５℃
湿 度：９１％
ＵＲＬ：https://www.facebook.com/ssobaa.ayabe/
電 話：０７７３-４４-１１９１
所在地：京都府綾部市上八田町舘ノ前１
https://goo.gl/maps/ynVMukkdDdNtbx8q6
まる２ヶ月もブランクが空いてしまいました。
キャンプなんて再開するのが多分今年の１０月ぐらいになるので、概ね１年ぐらいはブランク空いてしまうのに、それに輪をかけて蕎麦探訪までブランクが…(；´д｀)ノ
bullshit Covid-19！凸(｀´)
東京なんて先月に宣言明けたかと思ったら、また7/12から宣言入り。大阪は蔓延防止等重点措置の継続になっちゃったけど、これも今後の展開次第じゃどうなるかわからん(汗)
あ、それと近況報告ですが、６月末で仕事辞めました。理不尽・不条理な事態になりまして退職せざるを得なくなりまして。いや、職場で揉め事起こしたと問題起こしたとか、そんなんじゃないですよ誤解なきよう。一言、「田舎もんのクソと腰巾着のボケ」とだけ言わせてほしい。
…少しお言葉が悪うございました。m(_ _)m
まあ今現在は怒りも収まりつつありますが、そんなことより転職先を見つけないと。何とか今月中には見つけて、８月から仕事再開させたいと思ってます。ただ、色々と妥協しないといけないことが多くて、どこまで甘受できるか… そこが問題です。しかし働いて賃金を得て、生きていかないといけませんし、お金もらわないとキャンプも蕎麦探訪もできないし、とにかく早く転職先見つけて働きたいと思ってます。
さてさてそんな中、ホントに久々の蕎麦探訪。２ヶ月ぶりに再開を果たすことができました。今回の訪問先は、「そばの花」さんです。
以前行ったあじき堂さんの近くにあります。今日は、付近の天候が心配、というか場合によっては
令和3年7月8日 17:15時点
危険な状況だったかもしれませんでした。今日は中国地方がとんでもない大雨だったみたいですし… まあただ幸い、道中大した雨にも遭遇せず、場合によっては晴れ間さえ出てたような状況でした。
さて、お店に到着しまして、やっぱり今日は平日のためか他にお客さんはいません。貸し切りに等しい状態でした。
いきなりですが、そばの花さんの蕎麦メニューは、独自の名前が付けられていまして、
| 勢期（せいご） | 二八蕎麦で、玄蕎麦を石臼にかけた挽きぐるみの少し黒い蕎麦 |
| 八田（やた） | 二八蕎麦で、玄蕎麦の外皮を取ったぬき実の少し白い蕎麦 |
| 物部（ものべ） | 挽きぐるみの生粉打ち |
| 敦盛（あつもり） | 鴨汁蕎麦 |
という風になってます。その他、とろろ蕎麦や辛味大根そば、温蕎麦もあるし、このお店は各種蕎麦すき鍋（鴨やボタンなど）があり、お酒の提供もあります。
なお本日は平日のため、生粉打ちの｢物部｣はないとのことで、｢勢期｣(北海道和寒町産)の大盛り蕎麦と、｢敦盛｣(茨城県小美玉市産)を丸抜きで頂きました。
| 勢期（大盛り） |
《蕎麦切り》
若干の星飛びがあり、薄白色の色合いです。口当たり・リップタッチは良好でツルツル感豊富です。口に入れて咀嚼をはじめると、仄かにじわっと蕎麦の香りが立ちます。ただ、初口は香りは弱めですが、３口、４口と食べ進めていくと、如何にも蕎麦らしい田舎の優しげな香りが立ち込めてきます。野に繁る蕎麦の花の光景が目に浮かんでくるようです。
二八のため、噛み始めのコシの強さや噛んだ後の弾かれる感、所謂弾力感が豊富で、噛んで食べるというより喉越しを楽しむ蕎麦だと感じました。勿論、噛んで食べましたけどね。(^^ゞ
清涼感豊富で、これはまさしく｢夏の蕎麦｣という雰囲気を醸し出していました。
《蕎麦つゆ》
ほんの少しですが辛口傾向の蕎麦つゆです。かえしがシャープな印象ですが、出汁風味も相まって予想以上に口当たりのいい蕎麦つゆとなっていました。なお節系の出汁風味は強くなく、全体的にバランスが図られた風味を感じることが出来ました。
《薬味》
青葱、山葵、大根おろしの３種でした。
青葱は、大量生産ではなく如何にも裏の畑で今し方採ってきました、と思えるような田舎感抜群の葱風味でした。かと言って風味は強すぎず、仄かな香りの蕎麦切りの風味を負かさない程度の香りの立方です。この蕎麦切りにはベストマッチです。
山葵は、純和風な清涼感ある辛味と風味で、驚くほどに辛味が少ない印象でした。つまり、山葵の良い風味と仄かな辛味が特徴的で、これも蕎麦切りに合わせるにはベストに近いものかと思います。
大根おろしは辛味大根を期待していましたが、本日は辛味大根の用意がないとの事でした。しかしこの大根も仄かに辛味は感じられ、かつ、いかにも大根、という風味はしっかりと確保されていました。
この店の３種の薬味、どれも素晴らしいものと感じます。
《蕎麦湯》
ストレート型がベースと思われますが、開店直後の蕎麦湯でありながら白濁していたのと予想以上のとろみ感がありました。
そんな蕎麦湯ですが、ベースの蕎麦の仄かな香りの立方同様、優しげに、仄かな蕎麦の香りを感じることが出来ました。胃に優しい、心に優しい蕎麦湯でした。蕎麦つゆとのマッチングは良好で、いつまでも飲み続けていたくなる、そんな気にさせる蕎麦湯でした。
| 敦盛 |
《蕎麦切り》
敦盛では、茨城県小美玉市産の丸抜きを二八で頂きました。先程の和寒町産とは少し違い、より洗練感があります。更級に近い色合いの蕎麦切りでした。
口当たり、コシ、弾力全てからプルンとした若さを感じ取ることができました。モチモチ感はやや少な目なので、こちらも喉越しを楽しむタイプの蕎麦切りと言えるでしょう。
《鴨汁》
やや小さ目の器に、鴨肉２片と長葱２本が入っています。鴨汁はシャープな蕎麦つゆ同様にシャープさを感じますが、鴨肉油や葱の風味が加わり、とてもまろやかで味わい深いものとなっていました。
鴨肉は、鴨ならではの肉の香りがあり、決して不快な風味など一切なく優しげな鴨肉の風味と深い味が感じられました。
長葱は食感のインパクト抜群です。がっつり噛んで、ザクッ、シャキシャキっ、という咀嚼の楽しみと同時に、葱独特の甘みや風味を十分楽しむことができます。
見た目的に鴨汁の量が若干少ないかな、とも思いましたが、これで1,050円という安価設定なので、価格＝量と思えば十分かな、と思います。付け加えて言うと、案外この量でも十分満足感はあります。多めの鴨汁を持て余すことなく、蕎麦を食べ終えると同時に鴨汁もいい具合で無くなってましたからね。(^^)
と、久々の蕎麦探訪はここまで。
久々に再開できた喜びが大きくて、なんか全部よかった！感動しましたｗｗｗ
さてさて駐車事情のお話ですが、駐車場は店舗南西側約１０ｍ程のところの空き地のような場所が駐車場となっています。
目算１０台程度は駐車可能と思われます。おそらく休日は混雑しそうな雰囲気なので、来られる際は早めに来ることを推奨します。
蕎麦は申し分なし、店主さんのふんわりとした人柄、癒しの室内空間、そして田舎の雰囲気、トータルで素晴らしい蕎麦店だと思いました。今度は「物部」を食べに行こう(^^)
「そば・酒処 そばの花」主観的評価
★★★★★★★☆☆☆
（何度でも行きたくなる素晴らしい蕎麦店）
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